2021年01月13日
今回は、入院患者様と行っている小集団での活動の一部を紹介させて頂きます。毎日のように小集団でのレクリエーションを行っておりますが、秋のイベントとして輪投げでキノコを取り、それぞれに書かれた得点の合計を競う活動を行いました。
準備の段階から患者様に紙の切り貼りを手伝って頂き、キノコを作成しました。その中で秋の味覚について話しながら行ったり、「毒キノコもあるとおもしろい♪」という提案を頂くなど意欲的に行って下さりました。
馴染みのある輪投げにすることで、普段なかなか自ら行動をすることが少ない方が自発的に輪を投げげる、得点を計算する、キノコで季節を感じるなど患者様同士でコミュニケーションをとるきっかけになりました。
感想をお聞きすると、「たくさん取れてよかった！」「すごくきれいね♪」「楽しかった！♪」など笑顔で前向きな発言を多く聞くことができました。
今後も、活動性の向上や患者さん同士のコミュニケーションを促すきっかけになるような様々な活動を行っていきたいと思います。
作業療法士 川野優夏
