2016年06月30日
6月の調理クラブ「ずんだおはぎ・紫陽花の和菓子作り」
6月の調理クラブは、旬の枝豆を使ったずんだおはぎと、6月の花である紫陽花を模した和菓子作りを行いました。
ずんだおはぎ作りでは、はじめに枝豆をよく煮てすり鉢で潰していきます。
意外に力が必要で、女性患者さまだけでは難しく、男性患者さまや私達職員も加わり、みんなで協力して行いました!
きれいにすり潰すことができると自然と安どの表情と発言が聞かれました。
すり潰した枝豆にフライパンで練った白あんを加えて混ぜるとずんだの出来上がりです。
あとは半ごろしにしたご飯をずんだで包み、ずんだおはぎの完成です!!
これは白あんを練っているところです。
紫陽花の和菓子作りは、赤色、青色、紫色のゼリーを細かく切り、丸めた白あんを包んで完成です。
これはゼリーを細かく切ってもらったものです。
ゼリーは七夕も近いということで星型にもくりぬき、飾りの一部にしてみました。
これはゼリーを型で抜いているところです。
ゼリーの塊から星型に切ったものを取り出すことが難しく、職員はスプーン二刀流です!
完成品がこちらです!
ずんだおはぎは紫陽花和菓子の葉に見立ててみました。
ゼリーの色が濃くなってしまったので、来年の課題にしたいと思います。
最後は皆さんで頂くのですが、「こんな風にしてもらって嬉しい」と仰ってうれし泣きをされたり、「皆様、大変美味しゅうございました。本日は誠にありがとうございました。」と演説のようにご挨拶をして下さる方もいらっしゃいました。
その後には自然な拍手が起こり、発言された患者さまにとって多くの方から賞賛・承認される場にもなったように感じました。
また、調理動作は覚えている方が多く、普段の物作りの作業よりも積極的に参加される方が多かったです。知っていることがある、出来る事があることで安心感から自信、そして意欲の向上につながるのではないかと考えます。
来月は、よつば農園で育てている野菜を使った昼食作りを行う予定です!!
作業療法士