2016年07月28日
7月の喫茶
7月23日(土)、入院患者さまを対象に喫茶を行いました。
今年はまだ梅雨明けせず、前日までは少し天気が崩れていました。しかし、土曜日は雨があがり涼しく外に出るのにちょうど良い気候でした。
喫茶は季節を感じていただければと思いまして、患者さまと作ったひまわりや看護部長が用意して下さったお花を飾りました。
そして今回、長年使用していたメニュー表を一新いたしました!!
前回の振り返りにて、写真があった方が具体的に想像ができて、患者さまが飲みたいものを選びやすくなるのではないか、という意見が出まして早速変えてみました!
ジュースの写真がカラフルだったためか、この日はジュースを選ぶ方がとても多かったです(笑)
喫茶では、普段カーテンが気になってお一人でぐるぐると回していることの多い方が、職員のすすめで熱心に本を読んだり、普段お一人で廊下を歩いていることが多い患者さまが以前得意としていた書き物を職員と行ったりと、普段よりも他者とのコミュニケーションを取りながら活動的に過ごされていらっしゃいました。
喫茶はいつも4階で行っているのですが、4階は生活空間の病棟とは違い、喫茶だけの時間を過ごすことができるよう区切られた空間です。そのため、関わる職員も喫茶内だけの動きができ、それにより患者さまも病棟とは違う過ごし方ができるのだと考えます。
場所を変えるだけでなく、関わる人も関わり方を変えることで患者さまの環境を変えることに繋がり、そこで過ごす患者さまも変わると考えます。
次回の喫茶は、8月はよつば祭りのためにお休みいたしまして、9月24日に開催予定です。
作業療法士