2016年05月19日
４月のお天気の良い日、患者さまと共にナス、きゅうり、ミニトマトの苗を畑に植えました！
今回行った園芸活動は、
「人のこころや感情に自信や自尊心、達成感、満足感、期待や喜びを与えます。さらに植物を育てる園芸作業は毎日の水遣りなど、植物を世話し、成長を助ける関係性の中で役割を見出し、充実感、自分の存在感を感じることでしょう。植物・園芸活動の特徴や性質を上手に利用し、リハビリテーションや治療、福祉、教育、レクリエーションに使っていくのが園芸療法です。」（NPO法人日本園芸療法研修会HPより）
上記にあるように、以前畑仕事をされていた方が別の場所で再び畑仕事をすることで、自分が得意としていたことを他者に教える機会となり、その行為がご本人にとって自信となったり自尊心が保たれる機会になると考えます。
参加された方の中に以前畑仕事をされていた方もいらっしゃり、苗を植える場所を指示してくださったり、苗を植えたところに肥料をあげるように助言をしてくださったりと室内にいる時よりも多くの自発的な行動や発言が見られ、とても生き生きとされていました。
今後も水やりや草取りなどを定期的に行い、共に植物の成長を見守りたいと思います。
作業療法士
