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病院長挨拶

認知症専門病院の役割

 高齢化がすすむなか、認知症の患者さんが年々増えてゆくことは間違いありません。そのような状況のもと当病院のような認知症専門病院の役割は大変重要になって参ります。患者さんにとって最も大事なこと、それは常に患者さんの目線に立った医療、患者さんのみならずご家族の目線に立った医療の提供であり、厚労省の「新オレンジプラン」にも示されていますように地域に密着した医療の提供であります。そのためには職員も働く幸せ感がないと患者さんに幸せを与えることは出来ません。病院に取りまして患者さん、ご家族、職員は一心同体であります。

 また、当院は専門外来において認知症の早期発見にも取り組んでおります。
 私は病院長方針として「4Cのこころ」を示しております。すなわち4Cとは、Charity(慈愛)、Cooperation(協調)、Creation(創造)、Challenge(挑戦)です。患者さんと職員が一体となって同じ方向を向いて歩く病院、さらに地域の方々にお役に立つ病院でありたいと思っております。よろしくお願いします。

1.外来診療では

 認知症予防対策、早期発見・早期診断とその進行を遅らせる治療を行うこと、またご家族の介護負担を減らすためのご相談や、 ケアマネージャーや各種介護福祉サービス事業所と連携を図り、在宅での生活が継続できるよう援助いたします。

2.入院に関しては

 在宅生活に困難が生じ、入院が必要となった場合は、薬物療法や作業療法、身体リハビリテーションにより、認知症患者の生活能力、QOL(生活の質)の改善を図り、 再度在宅生活や施設生活が可能な、穏やかで安定した状態を取り戻していただけるよう努力いたします。

 認知症専門の医療機関として、皆様の健やかな生活の一助になれるよう心がけておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

病院長  窪山 泉


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